【2020年】『初恋』感想、ネタバレあり。三池監督らしい映画、これを観たらスッキリ感満載!

『初恋』オススメ度とあらすじ。

オススメ度⭐️⭐️⭐️⭐️ 星4つ。2019年カンヌ国際映画祭 監督週間正式出品

プロボクサーである葛木レオ(窪田正孝)は、負けるはずのない相手にKO負けしてしまい、そこから運命の歯車が噛み合わなくなる。

医者に行けば余命いくばくのない脳腫瘍と診断され、その事実を受け入れることができないまま、歌舞伎町を彷徨っているうちに、襲われそうになっていた女性モニカを偶然助けてしまう。
欲望渦巻く新宿歌舞伎町を舞台に、地下社会の抗争に巻き込まれてしまったレオは、偶然助けてしまったモニカと共に、苦痛で濃密な、長い一晩を過ごし、朝日が昇るころ解放される。

キャッチフレーズは、
最期に出会った、最初の恋。

映画の感想とキャラクター

『ケータイ刑事』以来、10年ぶりに三池崇史監督とタッグを組んだ窪田正孝の成長がじっくりと観れる映画でした。バイオレンスシーンも素晴らしかったですが、個人的には加瀬を演じる染谷将太とジュリ役のベッキーが頭ひとつ突き抜けていて、この作品にかなり貢献できていると思うのは私だけでしょうか。

アンダーグラウンドな映画でありながら、かなりの笑わせポイントもあり、ハード過ぎないところが初恋というタイトルに相応わしい内容だと思います。

久しぶりに観た三池崇史監督らしい作品であり、かつての『黒社会シリーズ』の大ファンである私にはとてもオイシイ映画でした。三池監督はこれでなくっちゃ!と言ったところでしょうかね。
葛木レオとモニカの純愛、加瀬とジュリの狂気。権藤(内野聖陽)とチアチー(藤岡麻美)の優しさと仁義。すっきりと割り切ることのできる爽快感に私の魂は痺れあがりました。


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『初恋』の脚本と演出

この映画の脚本は中村雅です。三池崇史監督とは『中国の鳥人』『スキヤキ・ウエスタンジャンゴ』など三池監督とコンビを組んだ作品は他にもあります。
ちょいちょい笑わせてくれる腕の凄さを持ってらっしゃる脚本家です。
この『初恋』でも、超純愛ストーリーアクションストーリーに手腕を発揮していますが、クスッと笑わすセリフも健在で、その脚本に染谷将太などはノリノリで演じてるように見えました。

憂う少年役が多かった染谷将太でしたが25歳を過ぎて、ガラッと演技が変わりましたね。とても余裕感が見えます。
2020年大河ドラマ『麒麟がくる』での織田信長も堂々とブレなく演じてて、窪田正孝と同じく若いながらも円熟して来た良い俳優だと思います。
三池監督の映画は俳優陣が全員ステキに見えるから不思議ですね。

『初恋』鑑賞まとめ。

  • タイトルから想像もつかないハードボイルドな純愛映画である。
  • 窪田正孝と染谷将太の成長を著しく感じた。
  • ベッキーがここまでうまいとは思わなかった。
  • 中村雅の脚本にくすぐりポイント多し。
  • チアチー役の藤岡麻美はティーン・フジオカの妹である。
  • いつも少しだけ出演しているベンガルの存在感がすごい。
  • かつての『黒社会シリーズ』を彷彿させる三池崇史監督らしい作品。
  • 三池映画に出演する俳優陣は全員が魅力的に見える。
  • リズムよく、最後までの展開がジェットコースターのようなのでわき見注意です。
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三池崇史監督 経歴

私の大好きな三池崇史監督の経歴を書いておきます。すがらしい作品がたくさんあります。

出典

映画監督。大阪府八尾市出身。横浜放送映画専門学院(元日本映画学校)を卒業後、今村昌平監督、恩地日出夫監督らに師事。1991年に監督デビュー。以降、ジャンルを問わず精力的に映画制作を続け、作品本数は100を超える。描く映像世界は海外からも高い評価を受けており、近年では、ヴェネチア国際映画祭「十三人の刺客」(10)、カンヌ国際映画祭「一命」(11)「藁の楯 わらのたて」(13)、ローマ国際映画祭「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」(14)がそれぞれコンペティション部門に出品。「無限の住人」(17)はカンヌ国際映画祭のアウト オブ コンペティション部門に公式選出された。

近年の主な監督作品

「DEAD OR ALIVE」(99/00/02)シリーズ、「殺し屋1」(01)「ゼブラーマン」(04/10)シリーズ、「クローズZERO」(07/09)シリーズ、「神様のパズル」(08)、「愛と誠」「悪の教典」(12)、「喰女 クイメ」(14)「土竜の唄」(14/16)シリーズ、「風に立つライオン」「極楽大戦争」(15)、「テラフォーマーズ」(16)、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(17)「ラプラスの魔女」(18)など多数。

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